2025年9月11日(木)・12日(金)の2日間、東京都立産業貿易センター浜松町館で「会計事務所博覧会2025」を開催しました。
今年から主催はゼイカイからジャスネットコミュニケーションズに引き継ぎ、新体制での初開催。
通算では第12回目となり、これまでの歴史を受け継ぎつつ、新たな一歩を踏み出した節目の回となりました。

テーマと開催概要
今回のテーマは、「AIとデジタルが生み出す業界の新時代へ。新たな可能性を探求しよう!」。
出展社は昨年の41社から47社へ増加。そのうち17社が初出展となり、会場は例年以上に新鮮なラインナップとなりました。
来場者数も前年の1,121名を上回り、1,270名に達しました。会計業界のデジタル変革への関心が一層高まっていることを実感できる結果となりました。

会場の様子
展示エリアには、生成AIやRPA、AI-OCRといった最新の業務効率化ツールが勢ぞろい。
来場者は各ブースに足を止め、実際の機能や導入効果について熱心に質問を投げかけていました。
今年の特徴は、AIだけでなく、事務所経営そのものに切り込む提案が目立ったことです。
例えば、(株)アールイー経営は「プロンプト不要の経営ナビAI」を打ち出し、監査や経営助言の現場を一変させるようなアプローチを展開。
一億突破本気塾は、地方都市から大規模事務所を育て上げた実体験をもとに、高収益モデルのノウハウを惜しみなく公開しました。
さらにアカウンティングプロは、資金調達と人材育成の両輪で“攻めの経営”を支える具体策を提示。
従来の「効率化ツール一辺倒」とはひと味違う、AI×経営支援の新しい可能性を感じさせるブースが多く、来場者に強い印象を残しました。
また、会場内では過去最多となる29社がプレゼンテーションに登壇。
限られた時間ながら、自社の強みや事例をコンパクトに紹介し、展示とあわせて多角的に情報を発信しました。
セミナープログラム
2日間で開催されたセミナーは計12セッション。
どの回も満席となり、熱心にメモを取る姿や、終了後に登壇者へ質問する参加者の列があちこちで見られました。
ここでは代表的なプログラムを紹介します。

【明日から試せる!AIで変わる税理士業務】
セブンセンスR&D山口氏らが登壇。AIを「入力・整理・検索・報告」といった補助業務にとどめず、試算表の読み取りや報告書作成までどう活用できるかを語りました。実務に直結するテーマだけに会場は熱気に包まれ、参加者の真剣な眼差しが印象的でした。

【会計ベンダートップが語る「業界の未来像」】
TKC飯塚社長らが登壇し、税理士の社会的地位向上や黒字化支援の重要性について言及。未来の会計事務所の姿を描くメッセージに、多くの来場者が耳を傾けました。

来場特典
ご来場の皆さまには、「会計事務所のためのChatGPT活用事例集」を特典としてお配りしました。
約30ページにわたり、AIを日々の業務に取り入れるためのヒントを整理した実務的な内容で、展示やセミナーとあわせて“すぐに役立つ資料”としてお持ち帰りいただきました。
次回開催について
次回の「会計事務所博覧会」は、2026年9月10日(木)・11日(金)・12日(土)の3日間での開催が決定。最終日には「人材フェア(仮)」を併催し、人材にフォーカスした企画も予定しています。
「AIやデジタルが会計事務所の未来をどう変えていくのか―」。
次回はさらに多くの学びと交流を提供できるよう準備を進めてまいりますので、ぜひご期待ください。
















































